実は、詐欺に遭うにも男性と女性では違いがありました。
SNS型投資詐欺の高齢者(65歳以上)
男性 58.5%
女性 41.5%
SNS型投資詐欺で、これほど男女に差があるとは意外でした。
でも、身の回りを見渡してみると、
「なるほど」と思える面があります。
例えば、お酒を楽しむ場を考えてみます。
女性向けには、ホストクラブ、
ボーイズバー、メンズコンセプトカフェ、
女性専用バーなどがあります。
一人で利用することが多く、
疑似恋愛から問題が起きることはありますが、
社会的な立場とはあまり結び付きません。
一方、男性には、
個人的に楽しむ店だけではなく、
接待や仕事で利用する店があります。
どんな店で飲み、
どんな店で接待を受けるかが、
社会的な立場を表す一面もあります。
高級クラブやキャバクラなどが、
会社の接待交際費として扱われることもあります。
つまり、お酒を楽しむ場に、
「社会的な信用」という要素が
一枚加わるのです。

そのため、
「有名な経済評論家だから」
「著名な実業家だから」
「有名スポーツ選手が勧めているから」
そんな肩書や顔、声だけで、
つい信用してしまいやすい土台があります。
さらに、
「自分は慎重に生きてきた」
「簡単には騙されない」
という自負が、
かえって油断につながることもあります。
では、騙されないために、
普段から確認したいことを見てみましょう。
まず3つ確認
・本当に知っている会社ですか。
・広告のリンクではなく、
公式サイトや公式アプリから開いていますか。
・「今日中」「今だけ」「限定」と
急がされていませんか。
急がされたら、
一晩置いて考えるだけでも、
被害を防げることがあります。
そして、もう一つ大切なのは、
家族や友人に5分だけ話してみること。
「ちょっと聞いて。」
その一言で、
自分では見えなかった違和感に
気付くことが少なくありません。
スマホだけで受信し、
投資も送金も完結できる時代です。
便利だからこそ、
自分なりの確認ルールを
持っておくことが大切です。
例えば、
・メールやSMSのリンクは押さない。
・いつも使っている公式アプリを
自分で開いて確認する。
・公式サイトも、
検索して自分で開く。
この習慣だけでも、
偽サイトへ誘導される危険は
大きく減らせます。
さらに注意したいことがあります。
もう3つ
① 他人の指示で操作しない
LINEや電話で、
「この銘柄を買ってください」
「この口座へ送金してください」
と言われたら要注意です。
公式アプリを使っていても、
詐欺師に操作を誘導されれば
被害に遭ってしまいます。
② 二段階認証を設定する
パスワードだけよりも、
セキュリティはぐっと高まります。
③ 一人で決めない
これが一番大切です。
SNSで投資話が届いたら、
必ず誰かに話してください。
人に説明しようとした瞬間、
「何かおかしい」
と気付くこともあります。
また、
自分では止まれなかった行動に、
ブレーキをかけてもらえることもあります。
スマホ一つで、
受信から投資、送金まで
完結できる便利な時代です。
だからこそ、
一人で判断せず、
誰かと共有する習慣が、
大切な財産を守る力になります。
私の場合
私自身も、SNSやメールで知らない相手から届いた連絡には、
すぐに返事をしないようにしています。
もしかしたら失礼になるかな、
と思うこともありますが、
迷った時は娘や知人に転送して、
確認してもらっています。
実際、初めて届いたメールでも、
「テレビで見たことがある人だから」
というだけで、
警戒心が緩みそうになったことが
何度もありました。
そのたびに、
「ちょっと待った方がいいよ。」
と声を掛けてもらい、
冷静になれたことがあります。
また、投資の話を気軽に相談できる人が
二人いることも、
私にとっては大きな安心です。
話をしているうちに、
「あれ?何かおかしいかもしれない。」
と気付くことが意外によくあります。
最初は投資の相談をすることに
少し抵抗もありました。
でも、信頼できる相手に話す習慣ができたことで、
一人で判断する危険を避けられるようになりました。
迷ったら誰かに話すことを、
自分なりの詐欺対策として続けていこうと思っています。