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ルールを外して叩かれました   ゴミ出し編

管理会社からの電話はいいことの時ではないのでビクッとしますが

先日このビクっとがありました。

懇意にしていた担当なので叱られたというよりお願いされたのですが

 

去年引っ越してきた小さな道を挟んで向かいの戸建てに住む主婦から苦情が、管理会社にあったといいます。

ゴミを所定以外のところに出しているというものです。

確かにゴミ箱から出して道路の電柱のそばにみんなの分も置いていました。

ごみ収集の人が取りやすくするためです。このあたりのゴミ出しは、まとめて出すのではなく戸建ての人たちは一軒ごとに家の前の道路に点々と置いています。

ずいぶん効率が悪いなあと思っていましたがせめて自分のところだけでも、収集の負担にならないようにと思いましたが、気に入らなかったようです。

 前にもそのお宅の敷地に近いところに出していた時も管理会社を通して苦情が出ていました。そこは戸建てが建つ前にいつも出していたところですし、個人の敷地内ではありません。揉めるのも面倒なので電柱の下にしていたのですが、

 

確かに少しうるさく苦情をいうとは思いましたが、考えてみると言い分は間違っていません     決められたゴミ箱ではないというより、関係のないところに置くことで部外者も勝手に置くことがあるとかで、一度置きっぱなしになっていた袋をからす

が荒らしたというのですから迷惑だったのは確かです。

 

ただそんなことはよくあることで、今までもご近所の年配の方がゴミ出しの日を間違えて、カラスが道いっぱいにゴミを散乱させたことが何度かありましたが、朝のうちに気がついた時には何時も

掃いて片付けていました。

 

その時は戸建てのゴミだったので直接言えなくて黙っていたのでしょうか。

集合住宅は連絡先の管理会社のプレートがあるので言いやすいのでしょう。

 

迷惑かけたくないのでこれからはゴミ箱の中に置くだけにしますが、

たったこれだけのことですが、世相、時代を感じることだと思いました。

 

そのお宅は猫が嫌いなのにうちには3匹の猫がいましたし、引っ越して来た時から反感を持たれていたらしく、こんにちわ、と声をかけても返事をしないお家でした。

小学生のお子さんが2人いたので子供たちには声をかけるようにしていますが、なんとなくちらっと見るだけで返事はありません。共稼ぎで夜9時頃までお子さんだけで過ごしていることも多いようなので、日頃から声掛けして何かあったら来れるようにと思い、今も声をかけていますが、隣のおばさんでも知らない人には返事をしないように躾けられているのかもしれません。物騒な世の中から子供を守ることの一つではあります

 

戸建ては狭い土地に2軒ぎちぎちに立っていてそれぞれ3階建てになっています、

向こう隣にも似たような年代のご夫婦とお子さんが2人います。

そして、この隣同士、小学生同士でも一緒に子供はあそばないし話をしているところを見たこともありません、こちらはご挨拶を親子ともしてくれます。

 

路地あそびが失われた前に隣人関係も近所関係も失われています。

 

お返事のない、苦情の多いお宅は、警戒の多い親子なのかもしれません。

最近の犯罪のから言って確かに用心したいのだろうと思いますが、家庭内だけで防ぎきれない事もあります、近所で助け合って子育てや一人老人宅へのさりげない見守りはできないものかしら。

 

みんながゴミ箱をやめて外に勝手にゴミ出しをしたら困ることは目に見えているし、

ルールは誰もが嫌な思いをしないでいられるいい知恵なんだと納得しましたが、、

その奥にある、子供を取り巻く環境が寒々しいと思います。

 

返事があってもなくても子供たちには声掛けをしていきますが、これもいつか

苦情の種になるのかもしれません。

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